三輪いろは

三輪をつむぐ100のお話

第7話 おだまきと赤い糸

むかし、活玉依姫(いくたまよりひめ)という美しいむすめのもとに、夜な夜なかよってくる男がありました。たいそううるわしく、名もある方と見うけられましたが、いつも夜になるとむすめのところにやってきて夜が明ける前に帰ってしまうので、明るいところで...
三輪をつむぐ100のお話

第6話 ころもかけの杉

むかし、三輪山のふもとに玄賓僧都(げんぴんそうず)というおぼうさんが住んでいました。りっぱなおぼうさんでありながら、そまつないおりで清らかにくらしていました。このいおりに、ほとけさまにおそなえするしきみの木と水をもってかよってくる女がいまし...
三輪をつむぐ100のお話

第5話 額田王(ぬかたのおおきみ)と三輪山

天智天皇の御代、みやこがあすかから近江の国(今の滋賀県)にうつることになりました。近江に行ってしまうと、あすかのみやこからのぞんでいた三輪山を見ることができなくなります。ふたたび大和の国に帰ってこられないかもしれない遠い国への旅。新しい志賀...
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第4話 十一面観音さまのおひっこし

若宮さんとして親しまれる馬場の大直禰子神社(おおたたねこじんじゃ)は、大物主さまの子で大神神社の最初の神主となられた大直禰子さまをおまつりしています。元は大御輪寺(だいごりんじ・おおみわでら)というお寺で、神さまと仏さまをいっしょにおまつり...
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第3話 旅行家イザベラ・バードと三輪の人々

明治の初め(今から150年ほど前)、日本に外国人が入ってくるようになりました。このころ三輪をおとずれたのが、イギリスの女性旅行家イザベラ・バードです。おそらく馬場先の一の鳥居あたりの宿に泊まったのでしょう。その様子を次のように書いています。...