たにぐく堂

まち全体が、ひとつの博物館

たにぐく堂は、三輪のまち全体をひとつの博物館に見立て、まちに残る歴史や文化、暮らしの記憶を、みんなで見つけ、学び、伝えていく「参加型まちごと博物館」です。

博物館といっても、大きな建物があるわけではありません。

まちを歩けば、古い町家や路地、社寺や石仏、昔から続く商い、人々の暮らしや語りの中に、三輪というまちを知る手がかりがたくさんあります。

それらをまちの中で見つけ、記録し、学び、次の世代へつないでいく。それが、たにぐく堂です。

たにぐく堂の三つの柱

まちかど博物館

まちで見つける

三輪のまちに残る歴史や文化を、その場所で見つけ、その場所で伝えます。

三輪の暮らし博物誌

記録して残す

三輪の暮らしや人々の記憶を記録し、未来へ残します。

ほんでみぃアカデミー

調べて学ぶ

三輪を調べ、学び、体験しながら、新しい発見につなげます。

まちかど博物館

町そのものを展示室に

三輪のまちには、商店や個人宅などに大切に残されてきた品々や資料、そして、歴史や物語を秘めた場所が数多くあります。

まちかど博物館では、そうした「もの」をできるだけその場所で公開するとともに、何気なく通り過ぎてしまう「場所」の意味や物語を、現地やスマートフォンを通して伝えていきます。

また、地域にある博物館・美術館・文化施設ともつながりながら、三輪のまち全体をめぐって楽しめる博物館を育てていきます。

三輪の暮らし博物誌

三輪が三輪であるためのしるべ

三輪の自然と歴史、地理が織り成す風土の中で、三輪びとが営む暮らしに紡がれてきた、なりわい、ならわし、言い伝え、祈りと祀り、神賑わいなど、三輪の地に刻まれた「ひと」「もの」「こと」の記憶を掘り起こし、三輪が三輪であるためのしるべとして保存・蓄積する記録庫「ふみくら」です。

ほんでみぃアカデミー

三輪を知る。三輪で学ぶ。三輪でやってみる。

三輪のまちをフィールドに、歴史や文化、自然、暮らしについて、調べ、学び、体験する学びの場です。

まちを歩いて確かめる。古い資料を読み解く。地域の人に話を聞く。昔から伝わる技や知恵を実際にやってみる。

専門家だけでなく、三輪に暮らす人、三輪を訪れる人、三輪に興味をもつ人が一緒になって、三輪について考え、新しい発見を積み重ねていきます。

三輪のまちを、みんなで見つけ、学び、残し、伝える

たにぐく堂の三つの柱は、それぞれ別々の活動ではありません。
まちで見つけたものを調べ、学び、記録して残す。そして、そこで得られたものを再びまちへ返し、次の発見へつなげていきます。

三輪に暮らす人も、三輪を訪れる人も、ともに参加しながら、三輪という「まちごと博物館」を育てていきます。

なぜ「たにぐく堂」?

「たにぐく」とは、ヒキガエルの古い呼び名です。

地上のどこにでも棲むことから、国土の隅々まで知り尽くした存在と考えられ、日本神話では、クエビコとともに少彦名神の正体を明らかにする、知恵ある存在として登場します。

クエビコは、三輪では知恵の神・久延彦神としてお祀りされています。

「たにぐく」のように三輪の隅々まで歩き、久延彦神とコンビで知恵を集め、三輪のあらゆる「ひと」「もの」「こと」を見つけ、学び、伝えていく。

そんな思いを込めて、「たにぐく堂」と名づけました。

たにぐく堂の取り組み

三輪をつむぐ100のお話

三輪にまつわる「へぇー」と感じるような地元のお話を、小学生でも読んで楽しめる短い物語と、大人向けの解説にまとめます。

三輪の自然や歴史、文化、暮らしの中から100のお話をつむぎ、「三輪の暮らし博物誌」のふみくらに一つずつ収め、公開していきます。

子どもたちがふるさとの魅力を学び、大人も三輪をあらためて知る。さらに、三輪を訪れる人にも、その土地の「いきさつ」を伝える物語となることを目指します。

ALWAYS 三輪の夕日

三輪で暮らしてきた人々の記憶を聞き取り、記録していく取り組みです。

昔のまちの風景、商い、遊び、仕事、祭り、日々の暮らし――。一人ひとりの記憶の中に残る昭和の三輪の姿を聞き書きし、「三輪の暮らし博物誌」のふみくらに収めていきます。

歴史書には残らない、名もなき人々の暮らしの記憶をつなぎ合わせることで、かつての三輪のまちと、そこに生きた人々の姿を未来へ伝えます。

文学まち歩き

三輪にまつわる文学や歴史資料をたどりながらまちを歩き、実際の場所や風景と重ね合わせて、あなたの知らない三輪の魅力を発見します。

現在、「みわまちなか」と「金屋山辺の道」の2コースを設定しています。

三輪駅縁結び広場の開催時には、コースをめぐる「文学まち歩きスタンプラリー」としても実施しています。

まちかど博物館づくり

三輪のまちに眠る文化的な「もの」と、歴史や物語をもつ「場所」を、その場所で見つけ、伝える小さな博物館をまちの中につくっていきます。

商店や事業所、個人宅などに残る資料や品々を、その場所の一部を開放して展示するほか、辻や旧道など、何気なく通り過ぎてしまう場所に残る歴史や物語を、案内表示やスマートフォンを通して紹介します。

既存の博物館・美術館・文化施設ともつながりながら、三輪のまち全体をめぐって楽しめる博物館を育てていきます。

三輪のまちを、みんなで見つけ、残していく

たにぐく堂は、誰かがつくって完成する博物館ではありません。

三輪に暮らす人、三輪を訪れる人、それぞれがまちを歩き、見つけ、知り、語ることで、少しずつ育っていく「まちごと博物館」です。

あなたが知っている三輪のこと。
誰かから聞いた昔の話。
いつも何気なく見ている風景。
大切に残されてきたもの。

その一つひとつが、たにぐく堂の大切な収蔵品です。

三輪のまちを、みんなで見つけ、学び、残し、次の世代へ伝えていく。

そんな博物館を、一緒に育てていきます。

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