三輪の暮らし博物誌

三輪の自然と歴史、地理が織り成す風土の中で、三輪びとが営む暮らしに紡がれてきた、なりわい、ならわし、言い伝え、祈りと祀り、神賑わいなど、三輪の地に刻まれた「ひと」「もの」「こと」の記憶を掘り起こし、三輪が三輪であるためのしるべとして保存蓄積する記録庫「ふみくら」です。

三輪の暮らし博物誌

三輪アイドル「SMN38」、そうめん音頭を踊る

講社崇敬会大祭の直会で三輪そうめんをいただいておりますと、舞台に登場したのは中尾社中のみなさん。曲はもちろん「そうめん音頭」。オイラは勝手に、三輪アイドル「SMN38」と呼んでおります。エス・エム・エヌ(そうめん)、サーティーエイト(みわ)...
ALWAYS三輪の夕日

万直し旅館の大将が巳ぃさんを見た話

大神神社の境内に、「巳の神杉」と呼ばれる大きな杉の木があります。根元には小さなうろ(穴)があり、そこには巳ぃさんが棲んでいると言われていて、今も、お神酒や生卵をお供えする人が絶えません。先日、福づつみで酒を飲んでいたとき、万直し旅館の大将か...
三輪の暮らし博物誌

三輪小学校に残る金屋石仏の拓本

三輪小学校の会議室で、こんなものを見つけました。表装された二枚の拓本。「金屋の石仏」です。金屋の石仏は、山辺の道沿いの小さなお堂にお祀りされている二体の石仏です。拓本になると、石仏とはまた違った姿が現れます。螺髪や顔立ち、光背、衣のひだ、手...
三輪の暮らし博物誌

夕暮れ、惠比須神社のそばを通ったら龍笛が聞こえてきた

夕方、惠比須神社のそばを通ると、龍笛の音が聞こえてきました。しばらく境内にたたずんで、音色に浸りました。神事なのでしょうか、お稽古なのでしょうか、拝殿を閉めたあと、神さまに捧げて吹いておられるのでしょうか、惠比須神社のそばでは、ときどきこん...
三輪の暮らし博物誌

三輪の地に息づく「酒の聖地」――今西酒造の三輪伝承蔵

三輪は、酒のふるさとである。酒の神として信仰を集める大神神社、新酒の季節を知らせる杉玉、三輪を冠する枕詞「味酒(うまさけ)」。そして、その三輪山の麓で360余年にわたって酒を醸してきた今西酒造。令和7年(2025)春、大神神社の参道に「三輪...