三輪の歳時記

三輪では、一年を通して、四季折々の祭りや催しが行われます。
新年の御神火まつりに始まり、初えびす、春のれんぞ、夏の花火、秋の実りと祭り、そして新しい年へ。桜やささゆり、二上山の鞍に夕日が沈む日など、季節の移ろいのなかで出会える風景もあります。

神社やお寺の祭事、まちの催し、季節の風景など、その日に三輪を訪れれば出会えることを、一年の暦に並べました。
祭りの日も、花の咲くころも、夕日の沈む場所も、実りと新酒の季節も。三輪には、三輪の一年の巡りがあります。この歳時記を片手に、季節ごとの三輪を訪ねてみてください。


三輪を訪れる日の参考に、どうぞ。

毎週・毎月の三輪

三輪には、毎週、毎月、決まった日に繰り返される営みがあります。

毎月1日|お朔日参り
大神神社では月次祭が斎行され、参道周辺ではついたち朝市や茶席などが開かれます。お朔日には桜井駅から三輪への臨時バスも運行されます。

毎週日曜日 朝6時30分|平等寺 坐禅会
早朝の平等寺で行われる坐禅会です。

毎月第2日曜日|三輪はじまりマーケット
※1月・8月は休み予定

毎月第3日曜日|三輪結びの市

毎月第4土・日曜日|山辺 三輪の雑貨市

1月 新しい年を三輪から

1月1日 午前1時|大神神社 繞道祭(ご神火まつり)

大神神社の一年は、ご神火まつりで始まります。拝殿奥の禁足地で切り出されたご神火を先頭に、三輪山麓の摂社を巡ります。参拝者もご神火を移した火縄を手に、新しい年の無病息災を祈ります。

1月1日|平等寺 修正会・金剛湯

年が改まるとともに営まれる新年の法要です。
午前10時から、一年の無病息災を願う金剛湯が参拝者に振る舞われます。

1月15日|大神神社 大とんど

正月のしめ飾りや古いお札などを大きな火で焚き上げ、一年の無病息災を祈ります。正月から続いた三輪の新年の行事も、このころ一つの節目を迎えます。

1月31日〜2月11日|うま酒三輪六日市「惠美酒まつり」

三輪の飲食店を巡り、日本酒と酒肴を楽しむ「うま酒三輪ほろ酔い巡り」。冬は三輪の初えびす(六日市)にあわせた「惠美酒まつり」です。商売繁昌の「繁昌酒」で乾杯し、うま酒のまち三輪を歩いて楽しみます。

2月 福を招く、春を迎える

2月1日|大神神社 お朔日参り

大神神社では月次祭が斎行され、参道周辺ではついたち朝市や茶席などが開かれます。

2月3日|大神神社 節分祭・福寿豆撒き式

節分の日、大神神社では一年の無病息災を祈る節分祭が斎行されます。祭典の後には福寿豆撒き式が行われ、境内は福を求める多くの参拝者でにぎわいます。

2月3日|平等寺 節分星祭会

平等寺では、節分に星祭の祈祷が営まれます。一人ひとりの星回りに合わせて、一年の除災招福を祈ります。

2月5日〜7日|三輪坐惠比須神社 三輪の初えびす

三輪のまちに春を告げる初えびす。5日の宵えびすには鯛引き行列がまちを練り歩き、6日の本えびすを経て、7日には御湯神楽が奉納されます。商売繁盛を願う参拝者で、三輪のまちが三日間にぎわいます。

2月6日|大神神社 おんだ祭

春の農耕を前に、五穀豊穣を祈る神事です。拝殿前を田に見立て、農作業の所作を演じながら、その年の豊かな実りを祈ります。

2月7日|三輪駅縁結び広場 三輪ことほぎ縁日

三輪惠比須神社初市祭残り福に合わせて、三輪駅で福とご縁を結ぶ縁日を開催します。。

2月15日|心念寺 涅槃会

お釈迦さまの入滅の日に営まれる法要です。心念寺では釈迦涅槃図が開帳され、お釈迦さまの最期の姿を描いた大きな掛け軸を拝観することができます。

3月 春を呼ぶ、祈りと餅つき

3月1日|大神神社 お朔日参り

大神神社では月次祭が斎行され、参道周辺ではついたち朝市や茶席などが開かれます。

3月1日|三輪駅縁結び広場 お餅つき縁日

みんなで千本杵餅つきをし、三輪の福餅でぜんざいを味わって一年間の無病息災を祈願します。

3月9日|成願稲荷神社 初午祭

大神神社の末社・成願稲荷神社で営まれる初午のお祭りです。商売繁盛や家内安全を願って多くの人がお参りし、子どもたちにも親しまれてきた「旗飴」が授与されます。

3月28日・29日|大神神社 春の講社崇敬会大祭

全国の講員・崇敬者が三輪に集い、ご神縁を結ぶ春の大祭です。境内ではバザーなども開かれ、多くの参拝者でにぎわいます。
大祭にあわせて行われる千本杵餅つきでは、長い杵を手にした大勢の人が、餅つき唄に合わせて一つの臼を囲みます。見るだけでなく、一緒に杵を持って参加できる三輪の春の風景です。

3月下旬~4月初旬|大美和の杜の桜

三輪山を背に、大和盆地を見渡す大美和の杜。春には桜が咲き、三輪山麓を代表する花見の場所となります。桜越しに大和三山や二上山を望むことができます。

4月 花ひらく、三輪の春

4月1日|大神神社 お朔日参り

大神神社では月次祭が斎行され、参道周辺ではついたち朝市や茶席などが開かれます。

4月5日|平等寺 三輪不動大護摩会・花まつり・観桜会

境内の桜が咲くころ、三輪不動大護摩会とお釈迦さまの誕生を祝う花まつりが営まれ、法螺貝の行列がまちを練ります。あわせて観桜会も開かれ、春の平等寺を楽しむ一日となります。

4月5日|三輪駅縁結び広場 駅茶会

三輪駅前で開かれる春の茶会です。三輪を訪れた人をお茶でもてなし、駅前広場で春のひとときを楽しみます。

4月8日|心念寺 花まつり・甘茶

お釈迦さまの誕生を祝う花まつりです。花御堂の誕生仏に甘茶をそそぎ、参拝者にも甘茶が振る舞われます。

4月8日〜10日|大神神社 春の大神祭

大神神社の春の大祭です。三日間にわたって祭典や神事が営まれ、9日には若宮神幸祭、10日には後宴能が行われます。

4月9日|若宮神幸祭(三輪れんぞ)

「れんぞ」と呼ばれ、親しまれてきた春の祭りです。若宮の神さまを奉じた行列が三輪のまちへ出て、町中をお渡りします。門前町と大神神社とのつながりを今に伝える、三輪の春を代表する風景です。

4月10日|後宴能

春の大神祭を締めくくる奉納能です。三輪山会館の能楽堂で能や狂言が奉納され、三輪の春の大祭は静かな芸能の時間へと移ります。

4月18日|大神神社・狭井神社 鎮花祭(薬まつり)

春、花が散るころに疫病が広がるのを鎮めるために行われてきた古い祭りです。「薬まつり」とも呼ばれ、医薬に関わる人々からも篤い信仰を集めています。

4月25日〜5月6日|うま酒三輪うるおい初め「いくひさ乾杯まつり」

三輪の飲食店を巡り、日本酒と酒肴を楽しむ春の「うま酒三輪ほろ酔い巡り」です。「幾久(いくひさ)」の言葉にちなみ、春酒で乾杯して健康を祝い、うま酒のまち三輪を歩いて楽しみます。

5月 新緑と、いのち育つころ

5月1日|大神神社 お朔日参り

大神神社では月次祭が斎行され、参道周辺ではついたち朝市や茶席などが開かれます。

5月9日|三輪駅縁結び広場 鉄道ふれあい体験&撮影会

三輪駅と駅前広場を舞台に、鉄道に親しむ催しを開きます。駅を訪れる人と地域の人がふれあい、三輪駅で楽しいひとときを過ごします。

5月ごろ|三輪山麓の新緑

桜の季節が過ぎると、三輪山とその山麓は鮮やかな新緑に包まれます。山の辺の道を歩くにも心地よい季節です。

5月下旬〜|大神神社 ささゆり園

大神神社のささゆり園では、三輪山周辺に自生してきたささゆりが花を咲かせます。淡い桃色の花と香りは、初夏の三輪を代表する風景の一つです。

6月 田植え、茅の輪、夏を迎える

6月1日|大神神社 お朔日参り

大神神社では月次祭が斎行され、参道周辺ではついたち朝市や茶席などが開かれます。

6月7日|三輪駅縁結び広場 三輪ことほぎ縁日

三輪駅と駅前広場を舞台に開かれる縁日です。三輪を訪れた人と地域の人が集い、初夏の駅前でひとときを楽しみます。

6月30日|大神神社 夏越の大祓・みわの茅の輪神事

一年の折り返しに、半年の間に身についた罪や穢れを祓い、残る半年の無病息災を願います。境内に設けられた茅の輪をくぐり、心身を清めて夏を迎えます。

7月 夏の夜空に、祈りと花火

7月1日|大神神社 お朔日参り

大神神社では月次祭が斎行され、参道周辺ではついたち朝市や茶席などが開かれます。

7月5日|三輪駅縁結び広場 新鮮市場

三輪駅と駅前広場で開かれる夏の催しです。地域の人と三輪を訪れた人が行き交う駅前に、夏のにぎわいが生まれます。

7月25日〜8月2日|うま酒三輪おんぱらさん「夏越酒まつり」

三輪の飲食店を巡り、日本酒と酒肴を楽しむ夏の「うま酒三輪ほろ酔い巡り」です。綱越神社のおんぱら祭にあわせ、夏越酒で暑気払い。おんぱら祭とともに、夏の三輪を楽しみます。

7月30日|綱越神社 おんぱら祭 宵宮

大神神社の摂社・綱越神社で行われる「おんぱら祭」の宵宮です。「おんぱら」とはお祓いの意味とされ、夏を無事に過ごせるよう祈ります。

7月31日|綱越神社 おんぱら祭・曳馬神事・奉納花火

おんぱら祭の本祭。綱越神社で祭典や曳馬神事が行われ、夜には奉納花火が夏の夜空を彩ります。三輪のまちから見上げる花火は、夏の三輪を代表する風景の一つです。

8月 灯りと祈り、三輪の夏

8月1日|大神神社 お朔日参り

大神神社では月次祭が斎行され、参道周辺ではついたち朝市や茶席などが開かれます。

8月1日 午後3時〜4時|平等寺 秘仏十一面観音一般拝観

平等寺では、秘仏の十一面観音が一般に開帳されます。年に限られた機会に、ご本尊を間近に拝観することができます。

8月7日|大神神社 七夕祭

七夕の日、大神神社で営まれる祭りです。境内には願いを書いた短冊が飾られ、夏の夕べに七夕の祈りを捧げます。

8月13日|三輪坐惠比須神社 夜市祭・千本ローソク

夕暮れから三輪坐惠比須神社の境内にローソクの灯りがともり、夏の夜の祭りが始まります。境内やその周辺には夜店が並び、地域の人たちでにぎわう、三輪の夏の風物詩です。

8月23日|平等寺 水子地蔵法会・熱とり地蔵盆会

地蔵盆の日、平等寺では水子地蔵法会と熱とり地蔵盆会が営まれます。お地蔵さまに手を合わせ、夏の一日を過ごします。

8月23日|心念寺 じぞうまつり

心念寺のお地蔵さまを囲んで行われる夏の行事です。子どもたちを見守るお地蔵さまに手を合わせる、三輪のまちの地蔵盆です。

9月 月を愛で、秋を迎える

9月1日|大神神社 お朔日参り

大神神社では月次祭が斎行され、参道周辺ではついたち朝市や茶席などが開かれます。

9月12日|三輪駅縁結び広場 全国旅気分・青森編

三輪駅前で、青森への旅気分を楽しむ催しです。青森の食や地酒を味わい、音楽とともに、三輪にいながら遠い土地の文化にふれるひとときを楽しみます。

9月25日|大神神社 観月祭

中秋の名月を仰ぎ、月の恵みに感謝する祭りです。秋の夜、大神神社の境内で月を愛で、雅楽や神楽などの奉納を楽しみます。

9月26日・27日|大神神社 秋の講社崇敬会大祭

全国の講員・崇敬者が三輪に集う秋の大祭です。境内ではバザーなども開かれ、多くの参拝者でにぎわいます。

大祭にあわせて行われる千本杵餅つきでは、大勢の人が長い杵を手に一つの臼を囲み、餅つき唄に合わせて餅をつきます。春の大祭とともに、参加する人たちによって受け継がれていく三輪の祭りの風景です。

10月 夕日と祭り、秋深まる三輪

10月1日|大神神社 お朔日参り

大神神社では月次祭が斎行され、参道周辺ではついたち朝市や茶席などが開かれます。

10月2日ごろ|檜原神社から見る二上山の鞍落ち

三輪から西を望むと、大和盆地の向こうに二上山が見えます。10月2日ごろ、夕日は雄岳と雌岳の間、馬の鞍のように低くなったところへ沈みます。檜原神社から見る「鞍落ち」は、秋の三輪を代表する風景の一つです。

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10月7日〜11月16日|大神神社 第73回奉納菊花展

大神神社の祈祷殿前では、秋になると奉納菊花展が開かれます。丹精込めて育てられた菊の花々が並び、参拝者の目を楽しませます。三輪の秋を彩る風物詩の一つです。

10月12日|三輪まちなかつば市 よいよい祭

三輪のまちなかを舞台に、地域の人たちがつくる秋の祭りです。店や辻、空き地など、まちのあちこちに人が集まり、歩きながら三輪のまちを楽しみます。

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10月14日|三輪坐惠比須神社 御鎮座1100年奉祝大祭

三輪の市場の神さまとして信仰されてきた三輪坐惠比須神社は、2026年に御鎮座1100年を迎えます。その節目を祝い、奉祝大祭が斎行されます。

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10月17日|心念寺 如来御回在

融通念佛宗総本山・大念佛寺から十一尊天得如来の御本尊を奉持した一行が大和各地を巡る「大和御回在」。心念寺にも御本尊が来臨し、念仏・祈祷・先祖供養などが営まれる。江戸時代初期から続く融通念佛宗独特の伝統行事。

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10月23日〜25日|大神神社 秋の大神祭

大神神社の秋の大祭です。秋の実りに感謝して祭典が営まれ、三輪のまちでは太鼓台が巡行します。太鼓や掛け声が響き、三輪の秋祭りのにぎわいに包まれます。

11月 実りを祝い、新酒を味わう

11月1日|大神神社 お朔日参り

大神神社では月次祭が斎行され、参道周辺ではついたち朝市や茶席などが開かれます。

11月14日|大神神社 醸造安全祈願祭(酒まつり)

全国の酒造家が崇敬する酒の神さまに、酒造りの安全と新酒の豊醸を祈る祭りです。境内には全国の酒蔵から奉納された酒樽が並び、三輪と酒との深いつながりを感じることができます。

11月23日|大神神社 新嘗祭・農林産物品評会

その年に収穫された新穀を神さまに供え、実りに感謝する祭りです。あわせて農林産物品評会も開かれ、三輪の一年は収穫の季節を迎えます。

11月23日〜12月1日|うま酒三輪一夜酒さん「新酒まつり」

新酒ができ上がるころ、三輪の飲食店を巡って新酒と三輪の食を楽しむ「うま酒三輪ほろ酔い巡り」です。その年の実りに感謝し、みんなで新酒を味わいながら健康を祝い合います。

11月28日|三輪まちなかつば市 新穀新酒まつり

新米と新酒を楽しみながら、その年の実りをみんなで祝う三輪まちなかつば市です。三輪駅、福之神の辻、三輪坐惠比須神社など、まちなかを巡りながら、三輪と各地の酒や食を味わいます。

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11月下旬|三輪山麓・山の辺の道の紅葉

秋が深まると、三輪山麓や山辺の道の木々が色づきます。社寺を訪ねたり山辺の道を歩いたりしながら、晩秋の三輪を楽しめるころです。

12月 一年を納め、新しい年へ

12月1日|大神神社 お朔日参り

大神神社では月次祭が斎行され、参道周辺ではついたち朝市や茶席などが開かれます。

12月8日|心念寺 成道会

お釈迦さまが悟りを開かれたことを記念して営まれる法要です。年の瀬を迎える三輪のまちのお寺で、お釈迦さまの成道をしのびます。

12月21日|平等寺 三輪不動しまいごま会

一年最後となる護摩供です。不動明王の前で護摩を焚き、一年の締めくくりに祈りを捧げます。

12月31日|大神神社 年越しの大祓・除夜祭

大晦日、半年の間に身についた罪や穢れを祓い清める年越しの大祓が行われ、続いて一年を締めくくる除夜祭が斎行されます。新しい年を迎えるための祈りの時間です。

12月31日|平等寺 除夜の鐘・心念寺 除夜法要

年の終わり、平等寺では除夜の鐘が撞かれ、心念寺では除夜法要が営まれます。三輪のまちに鐘の音が響くなか、過ぎゆく一年を振り返り、新しい年を迎えます。