ほんでみぃアカデミー

三輪をつむぐ100のお話

第18話 ときじくのかぐのこのみ

第11代垂仁天皇が大和の纒向珠城宮(まきむくたまきのみや)に都をおかれていたころのことです。天皇は家臣の田道間守(たぢまもり)に、「非時香菓(ときじくのかぐのこのみ)を探してまいれ」と命じられました。「非時香菓」とは、季節が変わってもいつま...
三輪をつむぐ100のお話

第17話 三輪の神杉

三輪山には大きな杉の木がたくさんあり、神の木として大切にされてきました。三輪の神杉として特に有名なのが「衣掛けの杉」で、『杉立てる門』という歌によまれています。「わが庵は三輪の山もと恋しくはとぶらひ来ませ杉立てる門」(私のいおりは、三輪山の...
三輪をつむぐ100のお話

第16話 おんぱらさんと夏越の祓(なごしのはらへ)

毎年7月の末、三輪では「おんぱら祭」がおこなわれ、花火大会に多くの人がおとずれます。このお祭りはただ夏の楽しみというだけではなく、古くから続く「夏越の祓」の神事に由来するものです。「おんぱら祭」がおこなわれる綱越(つなこし)神社は、馬場先の...
三輪をつむぐ100のお話

第15話 天照大御神(あまてらすおおみかみ)の旅

第10代崇神(すじん)天皇が三輪山のふもとにみやこをかまえておられたころ、国にやまいがはびこり、多くの民がいのちをおとしました。天皇は朝に夕に国を守る神々にいのりつづけられましたが、わざわいはおさまらず、心の安らぎをしだいに失われていきまし...
三輪をつむぐ100のお話

第14話 三輪時丸(みわのときまる)

むかし、大和の国の三輪の里に時丸という若者がいました。家はお金持ちでしたが、時丸は子供のころからの気ままなくらしのむくいを受けたのか、若くしてやまいにかかり、そのまま死んでしまいました。父母は深くなげきかなしみました。じごくにおちた時丸は、...