三輪をつむぐ100のお話

三輪をつむぐ100のお話

第19話 日本最初の市場と三輪のえべっさん

むかし、三輪山のふもと初瀬川のほとり、今の桜井市金屋あたりに「海石榴市(つばいち)」という市場があり、たいへん栄えていました。市場は、物を売り買いするだけの場所ではありません。たくさんの人が行きかい、物と物、人と人、そして新しい文化が出会う...
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第18話 ときじくのかぐのこのみ

第11代垂仁天皇が大和の纒向珠城宮(まきむくたまきのみや)に都をおかれていたころのことです。天皇は家臣の田道間守(たぢまもり)に、「非時香菓(ときじくのかぐのこのみ)を探してまいれ」と命じられました。「非時香菓」とは、季節が変わってもいつま...
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第17話 三輪の神杉

三輪山には大きな杉の木がたくさんあり、神の木として大切にされてきました。三輪の神杉として特に有名なのが「衣掛けの杉」で、『杉立てる門』という歌によまれています。「わが庵は三輪の山もと恋しくはとぶらひ来ませ杉立てる門」(私のいおりは、三輪山の...
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第16話 おんぱらさんと夏越の祓(なごしのはらへ)

毎年7月の末、三輪では「おんぱら祭」がおこなわれ、花火大会に多くの人がおとずれます。このお祭りはただ夏の楽しみというだけではなく、古くから続く「夏越の祓」の神事に由来するものです。「おんぱら祭」がおこなわれる綱越(つなこし)神社は、馬場先の...
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第15話 天照大御神(あまてらすおおみかみ)の旅

第10代崇神(すじん)天皇が三輪山のふもとにみやこをかまえておられたころ、国にやまいがはびこり、多くの民がいのちをおとしました。天皇は朝に夕に国を守る神々にいのりつづけられましたが、わざわいはおさまらず、心の安らぎをしだいに失われていきまし...