三輪栄町かえしば 第3号案件

三輪栄町かえしば

福之神の辻を「まちの広場」に

10月12日(月・祝)の三輪まちなかつば市「よいよい祭」で、福之神の辻を使った社会実験を行います。

福之神の辻では、正月やおんぱら祭など人出の多い日に、これまでも臨時の店が出てきました。ただし、いずれも道路に面して店を並べ、商品を販売する使い方でした。
今回は、少し違う使い方を試します。
出店ブースを敷地の一番奥まで下げ、道路との間に生まれる空間にテーブルや椅子を置きます。買い物をするだけでなく、人が立ち止まり、座り、話すことのできる場所をつくり、四つ角を小さな「まちの広場」として使えるかを試します。

もう一つの試みが、「駅前・栄町商店街合同ブース」です。
商店街の店が一緒になって一つのブースをつくり、「この商店街には、こんな店があります」と来場者に知ってもらいます。同時に、普段はそれぞれに商いをしている店同士が、一緒に何ができるかを考える機会にもします。

そして、今回出店する人たちにも「三輪栄町かえしば」の取り組みを知ってもらいます。
マルシェへの一日の出店を、一日だけのご縁で終わらせない。三輪で定期的に出店してみたい人、いつか三輪で店を持ってみたい人と商店街の人が知り合い、次の商いにつながるきっかけをつくります。

場所をひらく。商店をつなぐ。新しい商いを迎える。福之神の辻で、その三つを同時に試してみます。

一日だけの広場にしない

今回の実験は、よいよい祭の一日だけで終わるものとは考えていません。
実際に使ってみて、人がどこに立ち止まるのか、テーブルやブースをどう配置すれば居心地がよいのか、商店街の合同ブースにはどんな可能性があるのか、新しく出店したい人とどんなつながりが生まれるのかを見ていきます。
そこで見えた課題を整理し、次は11月28日の三輪まちなかつば市「新酒まつり」で、もう一度、福之神の辻会場をつくります。さらにその先には、例えば毎月のお朔日に小さな市を開くなど、福之神の辻を定期的に使っていくことも考えています。
イベントの日だけ突然現れる会場ではなく、小さな商いと人の交流が日常的に生まれる場所へ。
一度使って完成ではなく、
使ってみる。振り返る。少し直す。また使ってみる。
その繰り返しによって、福之神の辻という場所を育てていきます。

なぜ「福之神の辻」なのか

ここは、三輪駅からと、三輪惠比須神社、そして栄町商店街を通り大神神社へ向かう四つ辻です。
だから、この場所を活用することには、もう一つの狙いがあります。
三輪駅で降りた人が、栄町商店街を歩いて大神神社に向かうだけでなく、福之神の辻で立ち止まり、その先の三輪惠比須神社へ向かう。反対に、大神神社を訪れた人が、まちなかを歩いて三輪駅へ向かう。
駅と神社を、まちでつなぐ。
「福之神の辻」という名前には、そうした、まちなか回遊への思いも込めています。

コメント

タイトルとURLをコピーしました