三輪駅から、ちょっと青森まで。

三輪ミライフ会議

長く続いていた雨も上がって、9月12日はいいお天気になりました。夏の暑さも少し和らいで、駅前で過ごすにはちょうどいい夕暮れ。三輪駅の小さな広場には二胡の調べが流れ、日が暮れるにつれてランタンに灯りがともります。いつもの三輪駅前が、ちょっと素敵な夜の広場になりました。

9月の三輪駅縁結び広場は、新企画「全国旅気分」。
第1弾は、青森編です。

なんで三輪で青森?

そもそも、「青森のイベントをやろう」と始めたわけではありません。これまで縁結び広場に何度か出店してくれていたアキラさん。大阪でお店を営んでいますが、実は青森のご出身です。

だったら今度は、アキラさんを中心に何かやってみよう。大阪のお店では青森の食を生かした料理も出しているというので、作戦会議で青森市民のソウルフード「味噌カレー牛乳ラーメン」を試食してみました。

味噌に、カレーに、牛乳。ほんまに合うんかいな。と思いながら食べてみると、これがなかなかうまい。
「これは面白い。やろう!」
となりました。

ところが、そこでふと考えます。なんで三輪で青森なんや? そこで思いついたのが、線路は続くよどこまでも。
ここは三輪「駅」です。三輪駅からレールをたどっていけば、奈良を越えて、大阪や京都を越えて、東京を越えて、東北へ。
そうだ。鉄路は青森まで続いている!

少々こじつけではありますが、なかなか楽しいこじつけです。駅にいながら日本各地を旅してしまおう。こうして「全国旅気分」が始まりました。

三輪にいながら、青森の味

当日は、味噌カレー牛乳ラーメンをはじめ、鮭とば、サバの冷燻、卵豆腐、ねぶた漬けの4種盛、そして青森の地酒。普段、三輪ではなかなか出会えない青森の味が並びました。

三輪駅前に座って青森の酒を飲み、青森のものを食べる。
なるほど。これが「全国旅気分」か。

三輪からも、小料理屋「福づつみ」の新作たまごサンドや生ビールが登場。子育て支援団体「ほほえみ」のかき氷や、千本引きも加わりました。

食べる人、飲む人。
二胡の演奏に耳を傾ける人。
千本引きを楽しむ子どもたち。

食、酒、音楽、子どもの遊びが一つの駅前に混ざり合って、みんながしばらくそこにいたくなるような広場になりました。

参加していた人からは、「あんなナイトバルは毎週でもいいくらい」なんて声も。
確かに、日が暮れてランタンが灯り、二胡の音色を聴きながら一杯。
こんな三輪駅前も、なかなかいいものです。

ご縁をたどったら、青森だった

今回やってみて、改めて面白いなと思ったことがあります。
これまでの縁結び広場では、三輪にある食や歴史、文化、人などを見つけて、駅前でいろいろ試してきました。でも今回は、少し違います。「青森をやろう」と決めて、青森の人を探したのではありません。
先にアキラさんとのご縁があった。その人のことを知っていったら、青森があった。そして、その青森と三輪を結んでみた。

人とのご縁をたどっていったら、その先に青森があった。

考えてみれば、「縁結び広場」という名前にぴったりの企画だったのかもしれません。

さて、「全国旅気分」。次はどこへ行くのでしょう。

北海道か、九州か。
四国か、山陰か。

でも、行き先を先に決めなくてもいいような気がしています。

また誰かとご縁ができて、その人の故郷やゆかりの土地に面白い食や文化があったら、そこまで三輪駅からレールをたどってみればいい。

三輪にあるものを楽しむ。
三輪にないものとも出会う。
そして、人と人、まちとまちを結んでいく。

駅舎からレールの先に思いを馳せると、広い日本が見えてきます。

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