――作戦会議が生まれる前の、昼飲み企画会議
味酒三輪の会という名の、
コワーキングLAB38で、
三輪にちなむ旨いもんをアテに、日本酒を飲み比べして、
今後の仕掛け企てたくらみをダラダラとしゃべる、
昼飲み会。
事触屋の企画会議です。
そんな会を、コワーキングLAB38ができた頃から、月に1回くらい開いていました。
立派な会議ではありません。
三輪にちなむ旨いものを持ち寄って、日本酒を飲みながら、まちのことをべらべらしゃべる。
「こんなんやったら面白いんちゃう?」
「あそこで、こんなことできへんかな」
そんな仕掛け、企て、たくらみを、酒の肴にしていたような会です。
ところが、後から振り返ってみると、この昼飲み会が、その後の三輪のまちづくりのつながりをつくる一つのきっかけになっていました。
さこすて®が三輪へ
その後、JR西日本グループの「さこすて®」が三輪で活動を始めることになりました。
さこすて®が、まず地域の人たちと話をする場を持ちたいとなったとき、味酒三輪の会などでまちのことをあれこれ企てていた私も、その場に呼んでもらいました。
そこから、さこすて®、三輪まちづくり法人リアライズ、ことぶれ屋など、立場の違う人たちが一緒に三輪のことを考えるようになっていきました。
やがて「次の作戦会議、いつにしましょう」と集まるようになり、「三輪駅地域作戦会議」へ。
そして現在の「三輪ミライフ会議」へとつながっています。
味酒三輪の会そのものは、そうした新しいつながりが生まれたことで、いつの間にか発展的に役割を終えました。
でも、やっていることはあまり変わっていない
考えてみれば、味酒三輪の会と今の三輪ミライフ会議は、どこかよく似ています。
味酒三輪の会では、日本酒を飲みながら、仕掛け、企て、たくらみをダラダラしゃべる。
三輪ミライフ会議では、まずビールの栓を開けて「幾久!」と乾杯し、それぞれの妄想を持ち寄ってしゃべる。
面白ければ否定せず、「それ、やってみよう」と小さな実験につなげていく。
名前も、参加する人も、取り組むことも変わりました。
でも、酒を酌み交わしながら、立場を越えて自由にまちのことをしゃべり、面白いことを思いついたら実際にやってみる。その文化は、どうやら今も続いているようです。
「味酒三輪の会」はなくなりました。
けれども、そこで生まれたものは、形を変えながら三輪のまちの中に残っています。


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