うま酒三輪 ほろ酔い巡り

この神酒は我が神酒ならず倭成す大物主の醸みし神酒 幾久幾久
(このみきは私がかもしたみきではありません。日本の国をおつくりになった大物主さまがかもされたみきです。いく世までも久しく栄えませ)

高橋活日命

「うま酒三輪ほろ酔い巡り」は、うま酒のまち三輪の飲食店を飲み歩く昼呑み企画です。期間中、それぞれのお店が趣向を凝らした「ほろ酔いセット」を提供します。地図を片手に、まち歩きをしながら「はしご酒」を楽しみましょう。

 

令和7年度「うま酒三輪ほろ酔い巡り」年間計画

 実施日程と趣旨
(1) うま酒三輪うるおい初め「いくひさ乾杯まつり」
期間 令和7年4月26日(土)~5月6日(火・休日) 11日間
趣旨
「幾久(いくひさ)」は、高橋活日が一夜酒を捧げて詠んだ歌の言葉で、幾久しく健康で幸せに過ごせますようにという言霊であり、わが国最初の乾杯の発声です。4月18日に大神神社の花鎮め(薬まつり)が終わって野山に潤いが広がる季節に、百薬の長、春酒で乾杯して健康を祈り、日本最初の乾杯のまち三輪を顕彰するお祭りです。

(2) うま酒三輪おんぱらさん「夏越酒まつり」
期間 令和7年7月26日(土)~8月3日(日) 9日間
趣旨
7月30日~31日の綱越神社おんぱら祭は、半年の罪穢れを祓い清める「夏越の大祓」に由来します。「水無月の夏越の祓する人は千歳の命延ぶといふなり」。三輪の夏の一大イベントおんぱら祭を盛り上げるとともに、暑い夏を乗り越え、身も心も健やかで前向きに過ごせるようにと「夏越酒」で暑気払いをするお祭りです。

(3) うま酒三輪一夜酒さん「新酒まつり」
期間 令和7年11月23日(土・祝)正午~12月1日(月) 9日間
趣旨
11月23日は大神神社新嘗祭。この年の収穫に感謝し、午前中の祭典で新酒を神様に供えられます。ちょうど新酒ができ上がってくるこの時期に、地味豊かな新酒と三輪グルメの取り合わせを楽しみ、今年も皆がともに新酒を味わい、五穀豊穣に感謝してお互いの健康を祝い合うお祭りです。

(4) うま酒三輪六日市「惠美酒まつり」
期間 令和8年1月31日(土)~2月11日(水・祝) 12日間
趣旨
三輪坐惠比須神社が、三輪の枕ことば「味酒(うまさけ)」と掛けて「惠美酒宮」(うま酒を恵む宮)とも表記されたことに因み、2月5日〜7日の三輪坐惠比須神社初市祭の機運を高めるとともに、うま酒のまち三輪、日本最初市場海石榴市を顕彰し、商売繁昌の「繁昌酒」で景気を盛り上げるお祭りです。


 

1 飲食店の参加方法
① 「うま酒三輪 新酒まつり」「惠美酒まつり」の企画を下敷きに、日本酒半合程度と酒肴一皿の「ほろ酔いセット」(500円~800円程度)を考えてください。同じ企画でも良いし、新しく開発してもらってもかまいません。可能ならば季節に合ったお酒やメニューを提供してください。
② 通常の営業メニューに「ほろ酔いセット」を加えて参加していただくだけです。営業時間、休業日の設定もお任せします。
③ 上記①②と店舗情報を毎回更新した上で、「うま酒三輪ほろ酔い地図」に掲載し、SNS等で広報します。

以上、最小限の労力と費用で集客効果を狙う仕掛けです。

2 期待される効果

  • 定期的な開催により、三輪の「うま酒のまち」ブランドを確かにする。
  • 飲食店が協力することで、地元産の食材や酒の消費が促進される。
  • 参拝後の「直会(なおらい)」文化を根付かせ、地元の飲食店や宿泊施設の利用促進につながる。
  • 交通機関(鉄道・バス)利用者が増え、公共交通の維持にも寄与できる。
  • 参拝客や観光客に町を回遊してもらう仕掛けが増え、商店街や周辺エリアにも経済効果が波及する。
  • 近隣地域(奈良県内や関西圏)からのリピーターを増やし、三輪を定期的に訪れるきっかけを作る。
  • 「歩いて楽しむ町」としての魅力を発信し、持続可能な観光モデルを作る。
  • 飲食店同士の連携が深まり、共同でイベントを企画・運営する文化が根付く。
  • 若い世代や新規事業者が関われる仕組みを作ることで、地域の担い手を増やす。

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