たにぐく堂

三輪のまちを全体を学びのフィールドとし、誰でもが学びに参加できる、仮想空間上の参加型まちごと博物館(エコミュージアム)です。

たにぐく」というのはヒキガエルのことで、
地上のどこにでも生息することから、国土の隅々まで知り尽くした存在、地上を這いまわる支配者として、神格化されました。日本神話ではクエビコとコンビで少彦名の正体を明らかにしたことで知られ、三輪ともゆかり深い知恵の神さまです。
知恵の神さまとして三輪にお祀りされている久延彦神社とコンビで、三輪のあらゆることを研究対象に学びを深めるという意味を込めました。

役割

「たにぐく」のように三輪の隅々まで知り尽くし、土地の歴史、文化、自然、人々の暮らしにまつわる有形無形の「情報」「知恵」「物語」を収集・整理・保存・公開する「ふみくら」。ワークショップや展示などを通じて学びを提供するよりどころとなります。

機能 / 拠点 主な役割 たとえて言えば
三輪ことぶれ屋源五郎 町を遊び、企て、記録する母体(企画中枢) 町の仕掛け人の蔵元
おもてなし処 三輪いろは 来訪者案内・案内冊子制作・地元の魅力発信 町の玄関係・声・顔
たにぐく堂
三輪参加型まちごと博物館 
知の蓄積・町のアーカイブ・学びの場 町の図書館・編集室・脳
オープンチャット
三輪ゆるボラネット
ゆるやかな関係づくり・情報共有の場 町の縁側・井戸端会議室

「ことぶれ屋」との連携

「ことぶれ屋」の活動が生み出す新たな情報を「たにぐく堂」に取り込み、コンテンツを充実させます。また、「たにぐく堂」の研究成果が新たな「ことぶれ屋」の「仕掛け」のヒントとなります。

「三輪いろは」との連携

三輪と関わる人が三輪の歴史や文化を深く理解するための情報源として「たにぐく堂」のコンテンツを提供します。

「ゆるボラネット」との連携

地域住民が「たにぐく堂」の活動(例:お話の聞き書き、資料収集、展示準備)に参加するプラットフォームとなります。

おもてなし処 三輪いろは

第7話 おだまきと赤い糸

むかし、活玉依姫(いくたまよりひめ)という美しいむすめのもとに、夜な夜なかよってくる男がありました。たいそううるわしく、名もある方と見うけられましたが、いつも夜になるとむすめのところにやってきて夜が明ける前に帰ってしまうので、明るいところで...
たにぐく堂

第6話 ころもかけの杉

むかし、三輪山のふもとに玄賓僧都(げんぴんそうず)というおぼうさんが住んでいました。りっぱなおぼうさんでありながら、そまつないおりで清らかにくらしていました。このいおりに、ほとけさまにおそなえするしきみの木と水をもってかよってくる女がいまし...
たにぐく堂

第5話 額田王(ぬかたのおおきみ)と三輪山

天智天皇の御代、みやこがあすかから近江の国(今の滋賀県)にうつることになりました。近江に行ってしまうと、あすかのみやこからのぞんでいた三輪山を見ることができなくなります。ふたたび大和の国に帰ってこられないかもしれない遠い国への旅。新しい志賀...
たにぐく堂

第4話 十一面観音さまのおひっこし

若宮さんとして親しまれる馬場の大直禰子神社(おおたたねこじんじゃ)は、大物主さまの子で大神神社の最初の神主となられた大直禰子さまをおまつりしています。元は大御輪寺(だいごりんじ・おおみわでら)というお寺で、神さまと仏さまをいっしょにおまつり...
たにぐく堂

第3話 旅行家イザベラ・バードと三輪の人々

明治の初め(今から150年ほど前)、日本に外国人が入ってくるようになりました。このころ三輪をおとずれたのが、イギリスの女性旅行家イザベラ・バードです。おそらく馬場先の一の鳥居あたりの宿に泊まったのでしょう。その様子を次のように書いています。...