三輪文芸誌

三輪は古代から現代に至るまで、幅広いジャンルの文学、芸能、芸術の舞台となり、テーマとされてきました。

豊富に残る三輪ゆかりの作品を一堂に集め、人々が「三輪」という地に抱く印象、心像、情景、感情など心模様の全体像を明らかにしていきます。

たにぐく堂

第5話 額田王(ぬかたのおおきみ)と三輪山

天智天皇の御代、みやこがあすかから近江の国(今の滋賀県)にうつることになりました。近江に行ってしまうと、あすかのみやこからのぞんでいた三輪山を見ることができなくなります。ふたたび大和の国に帰ってこられないかもしれない遠い国への旅。新しい志賀...
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昭憲皇太后御歌

昭憲皇太后(1849年- 1914年)明治天皇の皇后さま影高き 杉のみどりの とこしへに 世を守るらむ 三輪の大神明治23年4月20日、照憲皇太后が吉野へ行啓のみぎり、大神教会所が御休息所となり、御真影その他数々の御撫物を下賜されました。そ...
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神楽「奇魂の舞」

杉が枝を霞こむれど三輪の山神のしるしはかくれざりけり僧都範玄
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秦河勝の伝説

林 羅山(はやしらざん、1583年 - 1657年)「本朝神社考」秦河勝は人王三十代欽明天皇の御宇に化生せる者なり。天皇一夕夢みたまふ神童有りて言して曰く、我は是れ秦始皇の後身なり。縁有るを以て日域に出づ請ふ臣たらんと。時に大和州に洪水の変...
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創作邦楽「幸魂奇魂」

作詞:松本隆 作曲:藤舎貴生発表:2012年3月7日『幸魂奇魂』(さきみたま くしみたま)という短いフレーズは、日本人がこの国を守り築くために、三輪山の神から教わった聖なる言葉で、今、日本を救う最強の呪文だといえる。(松本隆)古典の偉大さ、...