冷やしにゅうめん

こと源実験室

三軒となり実験キッチンで、新名物料理の開発

冷やしにゅうめん

「にゅうめん」と言えば、三輪の郷土料理。温かいだし汁で食べるそうめん。
一般的なうどんの代わりにそうめんが入っているもの。ゆでてものびずにコシがある三輪そうめんならではの食べ方だ。

「冷やしそうめん」と言えば、冷やして水に浮かべたそうめんを、濃いめのめんつゆにつける食べ方。

冷やしそうめんではない、冷たいそうめんのバラエティがほしい。ということで思い付いたのが「冷やしにゅうめん」。

「ぶっかけ」は、濃いめのめんつゆをそのままかける食べ方だから、違う。
それに、「ぶっかけ」は讃岐うどん屋などのメニューで一般的にはなったけれど、当地方の言葉ではない。

「冷やし中華」のようなものでもないなあ。ラーメンと冷やし中華では、スープ(たれ)が別物だ。

にゅうめんのだし汁を冷やして、冷たいそうめんを浸し、夏野菜などの具を乗せる。これが「冷やしにゅうめん」。「煮うめん」が転じた温かいはずの「にゅうめん」なのに、ちょっと想像がつきにくい名前だけど、夏のそうめんの食べ方のひとつとしていいと思う。

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