栄寿司の大将、大きな古時計を語る

三輪の暮らし博物誌

栄寿司は三輪駅と参道を結ぶ栄町のお寿司屋さん。

大正年間から100年以上参詣客を相手に商ってこられました。

レトロな店内。

創業時からお店とともに時を刻む大きな時計。

現役で動いてます。

何年か前にぜんまいを巻いていると、ぜんまいが切れてしまいました。もう駄目かなと思いましたが、八木にどんな時計でも修理してくれる時計屋さんがあることが判って、聞いてみると、直せるということだったので、修理してもらいました。

以前は、大阪心斎橋筋のご隠居さんたちが毎月1日15日に三輪明神にお参りする会があって、店に寄ってくださってたんですが、

その中に時計屋さんがおられて、時々、調整してくれていました。

修理に運び出したとき、

いつもある時計がなくなると、店内がなんだか寂しくなったような気がしました。

存在感がすごい。お店の主ですね。

栄寿司の大きな100年時計のお話でした。

コメント

タイトルとURLをコピーしました